<<ストーリー>>

アメリカ最強の戦艦USSミズーリは、最後の航海のとして太平洋をハワイ・ホノルルへ向かっていた。艦内では、誕生日を迎える艦長のアダムス大佐ため、サプライズ・パーティの準備が密かにすすめられていた。そのため、アダムスは、ロック・バンドが乗船していることや、その正体が元CIA潜入工作員ウィリアム・ストラニクス率いるテロリストであるとを知る由もないのだった。ストラニクスと、彼の共謀者である副艦長のクリル中佐の狙いは、核搭載のトマホーク・ミサイルだった。
ミズーリの厨房を仕切るコックのケイシー・ライバックは、かつては特殊部隊シールの優秀な戦闘員だった。だが、パナマ侵攻の際に同僚を見殺しにしてしまったことが重荷となり、現役を退いていた。そして、指揮官だったアダムスの口添えでコックとして働いていたのだった。ライバックは、パーティのメニューに関してクリルに楯突いたために、冷蔵庫に閉じ込められることになった。その時、ライバックは冷蔵庫の中で銃声を耳にした。ストラニクスがアダムスを殺害し、艦を乗っ取ったのだ。
ライバックは、冷蔵庫の見張りをしているクリルの部下のナッシュを説得しようとするが、扉を開けてもらえなかった。そのうち、ストラニクスの手下たちがやってきて、ナッシュを射殺。ストラニクスの手下たちは冷蔵庫の中の様子をのぞきに来た。ライバックはストラニクスの手下たちを倒すと、冷蔵庫から脱出した。一方、ストラニクスは手下に命じて、ミズーリの様子を見に近付いてきた戦闘機F18を撃墜させた。
事態を重く見た国防省は、CIAから高官のトム・ブレイカーやベイツ提督を召集し、緊急会議を開いた。ストラニクスは通信回線を通してブレイカーらと話し、自分の関わった作戦を中止にした上に抹殺までしようとしたことへの報復であると、支離滅裂なことを喚き散らした。狂人を演じることで、核兵器の強奪という本位の目的からそらさせようというのが、ストラニクスの作戦だった。
パーティ会場に向かったライバックは、そこに置かれていたケーキの中飛び出してきた“ミス・ジュライ”ことプレイメイトのジョーダン・テイトと出くわした。ライバックに事件のことを問い質されたテイトだったが、睡眠薬で眠らされていたため、何もしらなかった。ライバックはテイトを信用し、彼女と行動をともにすることになった。一方、厨房の様子を見にいったストラニクスは、手下たちが殺されているのを発見。その手際のよさから、コックの正体がライバックであることに気付いたた……。



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