親友が自らの夫を殺した事件について証言する女。
はたして犯人はほんとに親友なのか?
二組婦を中心に展開するミステリー・サスペンス。

愛を殺さないで

MORTAL THOUGHTS

1991  アメリカ

102分  カラー



<<解説>>

『ゴースト/ニューヨークの幻』でブレイクしたムーアが当時の夫ウィリスと共演。不仲が噂されていただけに皮肉な内容なの作品となった。事件について容疑者の親友に語らせるという「藪の中」形式で、シンシア役のムーアの取り調べを受ける毅然とした様子が印象的。近年、迷走中の彼女は想像の付かない抑えた芝居が素晴らしい。



<<ストーリー>>

親友のジョイスが夫のジェームスを殺害した件で、シンシアは警察の事情聴取を受けることになった――ジョイスは予てよりジェームスを憎んでいたのだが、シンシアとカーニバルに出掛けたその夜に彼を殺してしまったのだった。
シンシアはジョイスに頼まれ、一緒にジェームスの死体の後始末の手伝った。ジョイスに口止めをされたシンシアだったが、帰宅した夫のアーサーに先ほどの出来事を洗いざらい話した。翌日、ジェームスの死体が見つかった。シンシアは犯行の証拠をすべて消すが、何者かの密告により、ジョイスが逮捕された。すぐに保釈されたジョイスは、アーサーが事件のすべてを知っていることを知り、彼の殺害をシンシアへほのめかし……。



<<キャスト>>

[シンシア・ケロッグ]
デミ・ムーア

[ジョイス・ウーバンスキー]
グレン・ヘドリー

[ジェームス・ウーバンスキー]
ブルース・ウィリス

[アーサー・ケロッグ]
ジョン・パンコウ

[ジョン・ウッズ刑事]
ハーヴェイ・カイテル

[リンダ・ニーロン]
ビリー・ニール

[ドミニク・マリノ]
フランク・ヴィンセント

[グロリア・ウーバンスキー]
カレン・シャロ

[ジャネット・マリノ]
クリスタル・フィールド

[リタおば]
マリアンヌ・レオーネ



<<スタッフ>>

[監督]
アラン・ルドルフ

[製作]
ジョン・フィードラー
マーク・ターロフ

[製作総指揮]
テイラー・ハックフォード
スチュアート・ベンジャミン

[共同製作]
デミ・ムーア

[脚本]
ウィリアム・ライリー
クロード・カーヴィン

[撮影]
エリオット・デイヴィス

[音楽]
マーク・アイシャム

[編集]
トム・ウォールズ

[衣装デザイン]
ホープ・ハナフィン

[ラインプロデューサー]
ジョセフ・M・カラッシオロ・ジュニア

[キャスティング]
ドナ・アイザックソン
ジョン・ライアン