子役タレントのエージェントとスリの少女の交流を描くハートウォーミング・コメディ。

ライフwithマイキー

LIFE WITH MIKEY

1993  アメリカ

91分  カラー



<<解説>>

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でブレイク後、『ハードウェイ』、『ドク・ハリウッド』で芸能界がらみのちょっと自虐的な作品に出演したマイケル・J・フォックス。本作では、落ち目になった元子役スターというぴったりの役を演じている。過去の栄光に引きずられているという設定は、これまた自虐的ではあるが、マイケルのキャラクターによりかかったコメディには陥っておらず、ちゃんと子供との交流を描いたソツのない作品に仕上がっていて、ホンワカ気分にさせてくける。子役の世界の裏側を見せる作品としても面白く、特にオーディション風景がなかなか楽しい。



<<ストーリー>>

マイキーことマイケルは、「ライフ・ウィズ・マイキー」というテレビドラマの人気子役スターだったが、その後は鳴かず飛ばずで、今は子供タレントの事務所でエージェントをしていた。
事務所の稼ぎ頭の子役バリーのわがままに手を焼いていたマイキーは、ある日、町でスリの少女アンジーと出会った。ホラを吹いて人を騙すアンジーに演技の才能があることを見抜いたマイキーは、彼女を事務所に入れ、クッキーのCMのオーディションに出してみることにした。
その日から、マイキーと小生意気なアンジーの奇妙な共同生活がスタートした。マイキーは、アンジーを学校に通わせたり、彼女と好きな男の子の間をとりもってやったりと大忙しの毎日……。



<<キャスト>>

[マイケル・チャップマン(マイキー)]
マイケル・J・フォックス

[アンジー・ヴェガ]
クリスティーナ・ヴィダル

[エド・チャップマン]
ネイサン・レイン

[ジーナ・ブリガンティ]
シンディ・ローパー

[バリー・コーマン]
デイヴィッド・クロムホルツ

[コーコラン氏]
デイヴィッド・ハドルストン

[ブライアン・スピロ]
ヴィクター・ガーバー

[ゴードン夫人]
メアリー・アリス

[クッキーCMディレクター]
トニー・ヘンドラ

[キャロル]
クリスティーン・バランスキー

[サンタ]
クリストファー・デュラン



<<スタッフ>>

[監督]
ジェイムズ・ラパイン

[製作]
テリー・シュワルツ
スコット・ルーディン

[脚本]
マーク・ローレンス

[撮影]
ロブ・ハーン

[音楽]
アラン・メンケン

[美術]
アドリエンヌ・ロベル

[編集]
ロバート・レイトン

[衣装デザイン]
ウイリアム・アイヴィ・ロング

[キャスティング]
ジョン・S・ライオンズ